和名:ホタルトビケラ
学名:Nothopsyche ruficollis
大きさ:体長 9〜12 mm 開張 37〜40 mm
採集できる季節:9〜12 月
採集できる場所:奈良教育大学のビオトープで採集されました。
説明:胸部が赤いので、ホタルのようにみえることから、この和名がついています。トビケラのなかまは幼虫のときは、ミノムシみたいに小石や砂でつくった巣(す)をかぶっています。エサはソウ類などですが、成虫は大顎(おおあご)が退化(たいか)していて、ヤツデなどの蜜を吸うほかは、何も食べる事ができません。

本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 小型のトビケラです。
  • 触角が長いです。
  • 黒い体色が基本ですが、前胸部は橙赤色をしています。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑III 北隆館